■ノートパソコンで疲労、目の疲れが気になる？
今日のビジネス社会において、ノートパソコンは無くてはならないものになってきています。長時間机に座って、ノートパソコンに向かわざるを得ない人もいるのではないでしょうか？そこで知らず知らずに疲労や目の疲れがたまり、慢性的な肩こりになったり、家に帰っても疲れが取れずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
ノートパソコンの長時間の作業に伴う疲労や目の疲れなどは色々な原因があります。症状と原因、その対処法について検討してみたいと思います。
■疲労その１：肩こりなどの筋肉疲労
パソコン作業の多い人には、慢性的な肩こりに悩む人が多いみたいです。肩こりの原因は、長時間イスに同じ姿勢で座ったまま作業をすることで、首や肩、背中や腰に緊張状態が続くことからくる筋肉疲労です。
この疲労を解消するのに効果的なのは、ストレッチです。作業が１時間程度経過したら、一旦作業を中断してストレッチを行うと良いでしょう。椅子から離れて背伸びをしたり、肩や首を回したりします。このときの注意点は、ゆっくりストレッチをすることを心がけること。勢いよくしたり、無理をして痛みがあるようなストレッチはかえって逆効果になることもあるので気をつけてください。ストレッチなんかする時間なんてないくらい忙しいときでも、椅子に座ったまま指を組んで伸びをしたりするだけでも緊張が緩んで、作業効率の改善もはかれます。
■疲労その２：目の疲れ
目の疲れに悩んでいる人も、そこそこいるようです。テレビは１時間までという制限が子供の頃あった人もいるかもしれませんが、ノートパソコンの液晶画面といってもやはり長時間の作業になると目には負担がかかります。そこでこの目の疲れを解消するにおいて、まず目の負担を減らすことを考えます。
まずノートパソコンを使っている環境を確認したいと思います。日差しの入る窓の近くに机がある場合は要注意です。窓に向かって作業をする場合、窓からの明かりが液晶ディスプレイに当たる場合はどうしても画面が見にくくなります。窓際の席の場合は気をつけて下さい。
画面を目に優しくするためには、液晶ディスプレイに貼るタイプのシートをしようするのも良い手です。とくに最近のグレア加工のディスプレイは、発色は良いのですが室内の蛍光灯などの映り込みも気になることがありますが、それの対策もしてくれます。
またメガネのレンズのなかには、画面を見ながらの作業からの負担を軽くしてくれるものもあるようです。近くのメガネ店に相談してみるのも良いと思います。
また空調などによるドライアイと呼ばれる目の乾きを感じる人もいます。加湿器で調整したり、適切な目薬の点眼などで対処しましょう。
■疲労その３：総合編
総合的には、やはり作業途中での適度の休憩と良い姿勢での作業が疲労を軽減してくれます。その時にストレッチすると、身体だけでなく精神的にもリラックスできますのでおススメです。
適度な休憩と環境の整備で、快適なパソコンライフを過ごして下さい。